少し前になりますがexciteニュースのコラムが気になったのでご紹介します。 お母さんが「海に散骨して」と言ってたことは覚えてる。 でも、ごめんなさい。お墓を建ててしまった https://www.excite.co.jp/news/article/ESogi_30771/ 内容はタイトルの通りなんですが、私のような石材店がこの記事を紹介すると「墓石を建ててください!」と声高に主張しているみたいで気が引けますね笑。 私がこの記事を読んで感じたことは、お母さんの気持ちと娘さんの弔い方やお墓に対する気持ちにギャップがあったんだなぁ~という事です。。 話は少し脱線して・・・最近は那智勝浦町や新宮市、熊野市でもお墓じまいの件数が年々増えてきており、弊社では年間100件近くの墓じまいをさせて頂きます。お墓じまいの理由は後継ぎが無い・後継ぎが遠方に住んでいる・お墓の管理が大変などなど様々ですが、お気持ちとして一番強いことは 子供(または親戚)にお墓のことで迷惑をかけたくない ということです。実際、お墓じまいのお話しを頂く方のほとんどがこうおっしゃいます。自身が高齢になるにつれ、お墓の管理が大変になりご先祖様をまつりたくてもなかなかむずかしくなってきます。また、お子さんが遠方に住んでおり、なかなかお墓参りに行けないことも理由の1つかなと思います。家庭環境が変わってきたのでお墓じまいが増えることは仕方のないことですが、過疎化が進んでいるなぁ~と寂しく思うこの頃です。 また、このお墓じまいのお仕事ですが、たま~にお申込み後、工事日直前にキャンセルになるケースがあります。その時、お客様からキャンセル理由をご説明頂くのですが 息子(娘)がまだお墓を見て行きたいらしいので、お墓じまいをやめたい この理由がほとんどです。昨年は串本町や御浜町のお客様がおられました。 話は戻して、先ほど「お母さんの気持ちと娘さんの弔い方やお墓に対する気持ちにギャップがあったんだなぁ~」と書きましたが、実際、親御さんがお子さんと相談せずに墓じまいをしてしまうケースがあります。親世代は子供に迷惑をかけたくない気持ちからお墓じまいをしますが、子供世代は自分がお墓を守っていく気持ちでおられる場合も多いようです。お墓を建てることや、お墓をしまうこと、これらは一生に何度もありません。そういう時はしっかり家族で話し合うことが大事かなと思います。また、石材店に相談してみるのもいいかもしれないですね。 弊社ではお墓じまいの際、仏石(戒名や字の書かれた石)を供養地へ安置しております。 供養地は新宮市、紀宝町、三重県にお住まいのお客様はバイパスで、串本町、古座、古座川町にお住まいのお客様は国道42号線からお越しいただけます。 仏石供養地について https://shioiribashi-sekizai.co.jp/muento.html GoogleMAP https://goo.gl/maps/2h8FKRiXdAU8oHse9 コメントはクローズされています。
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