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仏石・棹石・地蔵・仏像の供養地への預かりについて

無縁塔供養のタイトル

仏石は永代供養いたします

那智勝浦町 下和田にある咲楽縁(さくらえん)にお預かりします

咲楽縁とは

無縁塔供養の安住の地

咲楽縁(さくらえん)は全国から無縁塔となった「仏石・棹石・仏像・地蔵」を宗派を問わず、お預かりして施主様に代わって供養しております。

そして

私たちは祭られた仏石が寂しくないよう
供養地が賑わうことを最優先と考えております

是非、お気軽にお立ち寄りください

仏石とは何ですか?

仏石(ほとけいし)とは棹石(さおいし)とも呼ばれる、お墓の頭の部分です。ここにはお性根(魂)が入っているとされております。

下図の青の部分を仏石(棹石)と言います

無縁塔とは何なのか?(仏石/棹石/仏像/地蔵)

無縁塔とは跡継ぎや親せきなどが亡くなり、縁が無くなったことで誰も参らなくなった石碑を言います。ここで言う石碑は仏石(ほとけいし)・棹石(さおいし)・仏像(ぶつぞう)・地蔵(じぞう)などを指します。

仏石(棹石)仏石と棹石は同じ意味です。「〇〇家之墓」や「戒名が刻まれた墓石」などの、一番上部の字が刻まれた部分
仏像仏様を表現した像で、金属、漆、木、石、土などで作られています
地蔵地蔵を模した石製の石碑

なぜ汐入橋石材は供養地を造るのか

お墓の仏石の供養について

なぜ石碑は砕かれるようになったのか?

仏石(ほとけいし)
棹石(さおいし)
仏像(ぶつぞう)
地蔵(じぞう)

これらの石碑は昔から大切に扱われてきました。その証拠として、無縁仏になった石碑はお寺や墓地の中に「供養地」を設けて安置されています。
しかし、昨今その供養地も手狭になり安置するスペースが無くなってきました。そのため今まで守ってきた石碑を破壊・粉砕し、道路の材料などに使われるようになりました。

お寺の仏石供養地
ここからはお墓の仏石と供養地について詳しく説明していきます。また、弊社が供養地を造る想いやこだわりも説明しておりますので、是非ご一読いただければ幸いです。

近年の仏石の取り扱い

 近年ではお寺や墓地に安置するスペースが無くなってきたことや、再利用する方が安く上がることから仏石を粉砕処分する業者が増えました。そして仏石・棹石は砕かれ、道路の材料になって埋められてしまいます。また、中には永代供養をうたって預かり、3年ほど経つと処分してしまう業者もあります。

本当はお寺も石材店も佛石を破壊・処分はしたくない

 仏石は昔から丁重に扱われてきた大切なものです。そのため、それを処分することは仏事に深い関わりを持つお寺や石材店ほど望んでおりません。また、仏石を粗略に扱うことを恐れている方もたくさんおられます(正直なところ、私たちは仏石を粗略に扱う事を非常に恐れており、産業廃棄物業者によって真っ二つに割れた仏石を見ると背筋が凍る想いです)。仏石は長きにわたり念が込められたものと考えられておりますので、私達のような石材店やお寺ではより慎重に扱っており、簡単には廃棄出来ないものという位置付けです。

自社で供養地を設けることで一番丁寧な供養が出来る

 私たち汐入橋石材も他の石材店と同様に産業廃棄物業者へ依頼し、佛石の供養もお任せしようと考えておりました。しかし業者とお話しを進める中で、その供養は「永代供養」と謳っているにも関わらず、半年から数年で産業廃棄物として処分するというものでした。そのようなこともあり、私たちは自社での佛石供養を作り、自社で佛石を永代供養する道へ進むことになりました。

石碑は産業廃棄物ではありません

咲楽縁では石製の「仏石・棹石・仏像・地蔵」をお預かります
「無縁塔は産業廃棄物ではありません」

この信念から弊社では創業時から一度も仏石を粉砕処分したことはございません。お寺様による抜魂式の後に整理された古い墓石は、安住の地となる供養地に戒名を前面にして一棹一棹を丁寧に納めさせて頂きます。

なぜ汐入橋石材の供養地はピラミッド形なのか

 佛石の供養においてピラミッド形は墓相学的にも非常に良いとされています。汐入橋石材では佛石の供養地を作成する際、様々な墓相学術的観点から、最良の供養方法を実施しております。そして、その中の1つがピラミッドを模した形なのです。お預かりした佛石をただ並べるのではなく、墓石のプロとして最良の供養をしたいと考えております。

咲楽縁の供養

咲楽縁(さくらえん)では毎月2回ほど自社で供養を行っております。また春のお彼岸、秋のお彼岸には近隣のお寺様に来ていただき供養の法要を頂いております。

東京都庁からも依頼がありました

2022年には、東京都内の用地買収の際、買収する土地の中に石製の仏像がありました。地主様から売却する際は、仏像を供養してくれるところが見つからない限り、土地の売却ができないとのことでした。そこで都庁の方が東京から北と南へ調査した際、弊社を見つけていただき、石製の仏像をお預かりすることになりました。400年以上経つ歴史的な仏像を弊社の供養地に置かせていただくことに感謝しております。
東京都から回収した石製の仏像

仏像・地蔵で預かり先が困っていませんか?

咲楽縁(さくらえん)では仏石はもちろん、道に据えられている地蔵や、所有されている土地にある仏像など、管理に困っている石碑があればお預かりさせて頂きます。しかしながら地蔵・仏像によって非常に取り扱いにくいものもありますので、一度現地を確認させていただき、お見積りを取らせていただいた上でご検討ください。

これからの咲楽縁建設予定地

咲楽縁では現在の供養地の横と背面に新たな仏石供養地を建設予定です。現在建設中の供養地が埋まったとしても、まだまだ安置できる場所はございますのでご安心ください。

第二仏石供養地

現在の供養地の向かって右側の土地に建設予定です。

第三仏石供養地

現在の供養地の背面の土地に建設予定です。

私たちがお客様に伝えたいこと

「咲楽縁(さくらえん)」の誕生は、現代社会の風潮や土地の縮小により、尊く大切な仏石が粉砕処分されるという悲しい現状から生まれました。長年にわたりお寺で大切に供養されてきた仏石が、時代の流れと共にその存在を忘れ去られてしまうことは、私たちにとって大きな心の痛みとなります。

私たち「咲楽縁」は、そんな胸の痛む現状に一石を投じるべく、お預かりした無縁塔を大切に供養する場所を設けました。供養するだけではなく、咲楽縁自体を生き生きとした、賑やかな場所にしたいという想いも込められています。

これからも「咲楽縁」は、お預かりした無縁塔を一つ一つ大切に供養し、静かながらも温かな無縁塔供養地を目指していきます。

咲楽縁には入場制限や入場料は設けておりません。是非お気軽にお立ち寄りください。そして、静かにお参り頂けると私たちも非常にうれしく思います。

咲楽縁にある観音様

5体の観音様をご紹介します

しょうかんのんぞう
聖観音像

別名、観音菩薩(かんのんぼさつ)とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。

ろくじかんのんぞう
六時観音像

六時とは、一日を六つ(農朝・日中・日没・初夜・中夜・後夜)に分けることをいい、古くインド以来、この六時に勤行が行われました。唐の善導は六時に阿弥陀仏を礼拝讃歎したことから、四天王寺(大阪)の六時堂は六時に諸仏を礼讃するための道場であります。六時観音という名は、四六時中、つねに衆生を哀れみ慈しんで守護してくれる意味です。

たらそんかんのんぞう
多羅尊観音

原型の起源は古く、広範囲の神々と結び着いています。雲の上に立ち、右手は衣裳の中に入れて胸の下、左手はその下に置いた慈母神として崇められた女神であります。多羅は眼精、瞳を意味し、救いの母と訳されているように、慈母のやさしい眼で衆生を彼岸へ導き、煩悩の苦海より救ってくださいます。

ふにかんのんぞう
不二観音像

執金剛神、俗に仁王さまの変身で仏を守護されるといわれています。不二とは、慈愛の形相の観音と、念窓の形相の仁王は別々ではなく、同じ仏さまであることを意味し、迷いと悟り、有と無など二元的なものを越えて、絶対平等の境地に衆生を向かわせようとしています。

がっしょうかんのんぞう
合掌観音像

無念無想に合掌する最高の境地を示します。「心のめざめが速やかであれ」と、まず仏様が拝んで下さるという教えです。『観音経』に「婆羅門の身をもって得度すべきものには、すなわち婆羅門の身を現じて、ために法を説く」とあり、私達が仏様を拝むまえに、仏様が先に私達の心のめざめが速やかであれ、と拝んでくださるおしえであります。

咲楽縁(さくらえん)の地図